新規透析導入患者減少を実現するためには、慢性腎臓病(CKD)対策、そしてこの20年近く導入原疾患のダントツ1位を走り続けている糖尿病(DM)に対する対策が急務とされています。
本年3月には日本腎臓学会から生活習慣病からの新規透析導入患者の減少に向けた提言が、4月には厚生労働省から糖尿病性腎症重症化予防プログラム策定が示されました。合併症予防の観点からもそれらの対策は急務であり、患者様のQOL向上にもつながります。
船橋市では一昨年秋から市内腎臓内科有志と医師会、保健所が共同し、CKD対策を講じてきました。本年3月に船橋市医師会CKD対策委員会が立ち上がりました。
当院においても多職種共同の『DM・CKD対策チーム』を立ち上げ「板倉病院に通院して良かったな」「先生だけでなくいろいろなスタッフが関わってくれるな」と患者様に感じてもらえるようになっていただきたいと考えています。対策チーム員にはそれぞれの部署で知識を広めていっていただけいることを期待しています。
活動報告も定期的にUPしていきたいと思っています。ご期待ください(^^♪